昨年12月に新型コロナウイルス感染症(COVID―19)の検査中に病院から逃走した李運強さん(63)は「いかなる者も他人を感染の危険にさらしてはならない」という罪で起訴され、禁固4カ月の実刑判決を受けた。これについて熱血公民メンバーの鄭錦満氏はSNS上で「この事件は不当判決だ」とのメッセージを書き込みネットユーザーの間で物議を醸している。2月6日の香港メディアによると、李氏の判決結果が報道された後、鄭氏は今回の事件は不当な有罪判決であり「彼は全く処罰されるべきではない」と述べた。このメッセージはすぐさまネットユーザーの間で激しい議論を巻き起こし、多くの人が李氏は判決を受けるに値すると指摘して鄭氏を批判した。 しかし一部のネットユーザーは「李氏の検査結果は陰性で、ウイルスを拡散させる可能性はないので罰せられるべきではない」と主張している。
日刊香港ポストは月曜から金曜まで配信しています。ウェブ版に掲載されないニュースも掲載しています。時差ゼロで香港や中国各地の現地ニュースをくまなくチェックできます。購読は無料です。登録はこちらから。