1月9日から銅鑼湾にある日本料理屋「大衆割烹伊藤」にて「とちぎの酒と郷土料理フェア」が期間限定で開催されている。栃木県香港事務所が主催する同イベントは、新型コロナ流行後初の開催となり、栃木県産の日本酒とともに栃木県の郷土料理の魅力を発信する。日本酒は、香港でも人気が高い3銘柄「仙禽(株式会社せんきん)」「鳳凰美田(小林酒造株式会社)」「望 bo:(株式会社外池酒造店)」のテイスティング・セット(140ドル)。特に、外池酒造店は、様々なコンクールでの受賞歴が多数あり、フランスの日本酒コンクールKura Master 2022において「燦爛 純米大吟醸 夢ささら」が最高賞である「プレジデント賞」を受賞した蔵元だ。今回は「燦爛」と並んで同蔵元を代表するブランドで、食中酒にふさわしい「望 bo:」を提供する。メニューは全7品。香港ではなかなか食べられない「自家製耳うどんけんちん風(55ドル)」は、佐野市の郷土料理で、うどんが耳の形をしていることが特徴。今回は同じく郷土料理のけんちん汁風にアレンジした。「大根そば地鶏熱盛り(120ドル)」は大根の千切りとそばを一緒につけ汁に付けて食べるもので、地鶏を使った熱盛りとなる。料理の中から3品、またはお酒のテイスティングセットを注文した場合、先着で限定トートバックをプレゼントする。栃木県香港事務所所長の夘木啓之氏は「短い期間ではあるが、多くの方にとちぎの酒と郷土料理を堪能していただきたい」と語った。フェアは21日まで開催する。

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