特区政府創新及科技局の薛永恒・局長は１２月２６日、新型コロナウイルス（ＣＯＶＩＤ―１９）感染リスク通知アプリ「安心出行」のダウンロード回数が約４０万回に上ったことを明らかにした。２７日付香港各紙によると、「安心出行」のＱＲコードを掲示している施設はすでに６万７０００カ所に達した。創新及科技局は研究機関や大学と協力し、関連場所と交通機関にセンサーを設置し、ブルートゥースとセンサーを通してアプリに接続する方法を検討している。今後数カ月のうちに市民はＱＲコードをスキャンしなくとも自動的にデータが記録されるようにすることを目指している。薛局長は「政府はできる限りウイルスに対抗する方法を提供する責任がある。市民がアプリをダウンロードするかどうかは個人の選択」と強調。データはユーザーのスマホに記録されるだけであるため、市民がアプリ利用について「参加するのは政府への信任を表す。参加しないのは不信任を表す」との問題を焦点にすべきではないと訴えた。
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