「日本秋祭 in 香港―魅力再発見―」の記者会見が23日、中環にあるLandmark Charter House Concentricで行われた。今年で6回目を迎える同イベントは在香港日本国総領事館が日本企業・団体や香港の地場企業などと協力して実施する。香港の秋の大規模イベントとして定着した同イベントは、オフラインとオンラインの両方で映画、舞台芸術、美術工芸、飲食、スポーツ、知的交流、販売促進など、100以上の公認イベントを開催する。飲食分野からは、ホテル、スーパー、レストランなどで日本酒、飛騨牛、タラバガニ、日本産ワインなどの特別販売など30以上のイベント実施。芸術分野では日本を代表する映画監督である大林宣彦氏の作品を厳選して上映する「日本映画祭」を実開催する。さらに自治体と提携したライブ配信を行い、徳島県の「秋の阿波おどり」の鑑賞や、沖縄県の「オンラインツアー」なども開催。市民は香港にいながらにして日本旅行を体験することができる。着任したばかりの在香港日本国総領事館の岡田健一・大使兼総領事は「香港は日本にとって非常に重要なパートナー。イベントを通して、香港の人々の変わらぬ日本への愛に感謝し、日本を体験していただける機会になることを期待している」と述べた。イベントは10~11月の約2カ月にわたって開催される。

日刊香港ポストは月曜から金曜まで配信しています。ウェブ版に掲載されないニュースも掲載しています。時差ゼロで香港や中国各地の現地ニュースをくまなくチェックできます。購読は無料です。登録はこちらから。