香港郵政(ホンコンポスト)は香港の無形文化遺産である「香港式ミルクティーのメーキングテクニック」をテーマとした記念切手を7月25日に発行する。7月10日付政府公報によると、たっぷりの茶葉を使い布袋をフィルターとして淹れた香港式ミルクティーは、何度も繰り返すうちにその布袋が茶色に染まる様子がまるでストッキングのようであることからシルクストッキングミルクティーという俗称で呼ばれることもある。英国統治時代に根付いた英国式紅茶が約100年の時を経て変化を遂げた香港式ミルクティーのメーキングテクニックは、東洋と西洋の飲食文化が香港で融合し発展したことと香港市民の生活や飲食の様相を反映しているという。香港式ミルクティーは2017年には香港非物質文化遺産(無形文化遺産)リストに登録された。切手は紅茶を温めるコンロやポット、布袋、カップ、ソーサーなどが描かれたレトロかわいいデザインだ。額面5ドルの切手、額面10ドル、20ドルの切手シート、4枚1組の切手のほかミニ切手などもある。香港郵政のオンラインショップ「郵購網/ShopThruPost」(shopthrupost.hongkongpost.hk)で7月25日から販売する。これら記念切手に関する詳細は香港郵政の公式サイト(stamps.hongkongpost.hk)やホットライン2785ー5711で案内している。(写真・政府新聞処)
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