新型コロナウイルス肺炎(COVID―19)の特定グループのウイルス検査を請け負った10社の検査機関の1つであるPreneticsはこのど、新たなウイルス検査方法を研究開発していることを明らかにした。10月31日付香港各紙によると、Preneticsは最近、英オックスフォード大学傘下の企業Oxsedを買収し、2つの研究チームでRT-LAMP技術によるウイルス検査の研究開発をさらに進めるという。RT-LAMP技術による検査はうがいでサンプルを採取するため、従来の唾液や鼻からサンプルを採取するのに比べて便利。サンプルを加熱器に入れて15~30分で結果が得られ、正確度は92~100%に達する。この技術はすでに欧州連合(EU)と英国で使用が認められている。従来のRT-PCR検査は結果が出るまで4~6時間を要していた。

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