アインシュタインに学ぶ:正しい生成AIの会話法 ~プロンプト作りのちょっとしたコツ~
生成AIを使ってみたけど、なんだか期待外れの答えか…そんな経験ありませんか?
実は、生成AIから良い答えをもらうには「聞き方(プロンプト)」にちょっとしたコツがあるんです。
良いプロンプトの秘訣:「正しい問い」の立て方
かの有名なアインシュタインは、難しい問題に直面した時、解答を探すよりも
「正しい問いを立てること」に多くの時間を使ったと言われていて、
「正しい設問が見つかれば、その問題はもう解けたようなものだ」
と語っています。
これは、生成AIとのやり取りでも実は全く同じです。適切な質問ができれば、生成AIは驚くほど的確で実用的な答えを返してくれます。そのための3つのポイントで具体的にまとめて見ました:
- 目的を明確に伝える
「なぜ必要か」「誰が使うか」など目的を最初に説明しましょう。 - 欲しい形式を指定する
「箇条書きで」「議題ごとに」「中学生でも分かるように」「決定事項とToDoを分けて」「1000文字起以内で」など、具体的に。 - 用途を明示する
「次回会議で進捗確認に使用する」「上司への報告資料として提出する」など、資料をどう活用するかを伝えると、生成AIがより実用的で目的に合った内容を作成してくれます。
よくあるビジネスシーン別・プロンプトの書き方
【AI議事録作成で大幅時間短縮】
❌「録音データからの会議をまとめて」
⭕「秘書として営業会議の議事録を作成してください。参加者、議題、決定事項、次回ToDoを整理し、A4一枚程度にまとめてください」
【メンタルにもやさしいクレーム対応メール作成】
❌「このメールに返事を書いて」
⭕「商品の納期遅延をお詫びするメールを作って。丁寧で誠実な文体で、遅延理由、今後の対策を盛り込んで」
【市場調査会社顔負け、早い・安い・うまい調査報告作成】
❌「化粧品の市場調査を作って」
⭕「30代女性向けの化粧品の市場調査書を作って。背景、ターゲット、商品概要、販売戦略をプレゼン用にまとめて」
まとめ:ちょっとした工夫で、AIが最強のパートナーに
特にクレームお問い合わせは、焦りの気持ちも入って回答に時間も要しがち。生成AIに読ませて返事のドラフトまで作らせればぐっと気も楽に。質問を工夫したり、文章構成を指示したり、目的や次のアクションを明示するだけで、生成AIの回答品質は驚くほど向上します。
もはや市場調査会社は生き残れないのでは、という意見すら聞かれます。
弊社でも外部専門の先生を交え、現在生成AIを特訓中ですので、生成AIを含む“DXよろずお悩み相談”大歓迎です。是非お気軽にお声がけください!!
皆様のお声が励みになりますので、ご意見・ご感想、お待ちしております!
【筆者紹介】
上野 隆
文系大学卒後NEC入社、同早期退職後に上海・香港でIT起業。2010年より香港TRE社長。同社は「気配りのソフトに安心のハード」を理念に35年前に香港で創業。ERP(会社システム)を事業の柱に日系企業のDX化を日々サポート。
記事に関するご質問やDXに関するご相談歓迎!
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