「亜芸無疆芸術節（アジアプラス・フェスティバル）」の一環である民族服飾展「亜裔芸采」が１１月１０日、香港文化中心（香港カルチュラルセンター）で開幕した。亜芸無疆芸術節は文化体育及旅遊局と康楽及文化事務署が共催し、アジアおよび中東の３０を超える地域の芸術家たちが参加するイベントで、２回目を迎える今年はダンスや音楽、舞台、展覧会など１００以上のプログラムを上演。香港各紙によると、１０日午後には香港文化中心の露天広場（ピアッツァ）で民族音楽と舞踊のパフォーマンスが披露され、服飾展のオープニングを盛り上げた。展示されているのはバングラデシュやカザフスタン、スリランカなど、多くの国と地域の婚礼衣装と慶事に着用するフォーマルウエアだ。金色のししゅうが施されていたり、毛皮の襟が付いていたり、いずれも荘厳で、その美しさに目を見張る。康楽及文化事務署はこのイベントがさまざまな文化や地域の歴史を学ぶ機会になることを期待する、と話している。民族服飾展の会場は香港文化中心のロビー、会期は１１月１７日まで、入場無料。
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