香港特区政府と香港貿易発展局(IHKTDC)が共同主催する「第11回アジア物流・海事・空運会議(ALMAC)」が11月2日と3日にオンラインで開催される。同サミット初のハイブリッド形式で開催される今年度は「回復力、俊敏性、持続可能性 グローバル・ サプライ・チェーンの再構築」と題し、海運、航空貨物、物流、サプライチェーンマネジメント、技術革新を対象とした年に一度の最重要イベントとなる。現在の世界経済に影響を与えているパンデミックをはじめ、デジタル技術による生活やビジネス上の変革、地政学的要因がどのように世界のサプライチェーンの構築に影響を与えているか等々、チャンスとリスクの両面についての洞察や議論を交わす。
同会議では、 海運、航空貨物、物流業など、業界の著名人が一堂に会して市場動向を発信・交換することで、業界のビジネス チャンスの拡大を目指す。50カ国・地域以上から1万人以上の参加者を見込んでいる。初日のパワーダイアローグセッションでは「粤港澳大湾区の開発とスマートエアカーゴの未来」「国際海事センターとしての香港の役割の変化」「電子商取引から実質排出ゼロ(ネット・ゼロ・エミッション)、注目課題を探る」をテーマに討論が行われる。
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