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香港―社会

アストラゼネカのワクチン全部寄付

アストラゼネカの新型コロナウイルス感染症(COVID―19)ワクチンが血栓を引き起こす可能性があることから多くの国で接種が禁止されており、香港特区政府も昨年調達したものの接種はしていない。10月13日付香港各紙によると、政府は12日、世界ワクチン免疫連盟とアストラゼネカとの三者協議で、調達した同ワクチン750万本のすべてをCOVAXに寄付すると発表した。ワクチンは来年第2四半期に何陣かに分けて輸送される。特区政府は昨年末、アストラゼネカのワクチンを調達し、今年第2四半期に香港に供給される予定だった。だが副作用の問題により特区政府食物及衛生局の陳肇始・局長は4月初め、香港はすでに十分なワクチンがあるため、アストラゼネカのワクチンを年内に香港に供給する必要はないと発表していた。

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