漫画アニメ・ゲームの祭典「第22回香港動漫電玩節(ACGHK2021)」が、7月23日に湾仔の香港コンベンション・アンド・エキシビション・センターで開幕した。

24日付香港各紙によると、2年ぶりの開催となるACGHKを待ち焦がれていた漫画アニメファンたちは開幕とともに限定版フィギュアなどを競うように購入した。漫画アニメファンたちは23日午前8時から香港コンベンション・アンド・エキシビション・センターの前に並んで開幕を待った。先頭に並んだ黄さんは100点限定販売のEVA初号機のフィギュアを購入するため午前7時ごろに到着。過去数年と同様に3万ドルの予算を用意したという。EVA初号機のほかにはガンダムデスサイズヘルの特別版フィギュアの購入を望んでいる市民も多い。

ACGHKはコスプレイヤーの祭典でもあるが、同人区で出店している花梨さんは『Re:ゼロから始める異世界生活』のレムのコスプレで入場。コスプレ経験はすでに8年で、マスクをするのはコスプレの真髄に反するために透明マスクを着用し、自身のコスプレ写真を販売している。1日に50セットを売りさばき、5000ドルの売り上げを目指している。一方、『ダンガンロンパ』の七海千秋のコスプレをしている19歳の七海さんはコスプレ初体験。マスクをするおかげで顔の半分を隠せるので、安心してコスプレに挑戦することができたと述べている。


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