先に補助警官がイノシシにかまれて負傷した後、特区政府が市街地に出没する野生のイノシシ撲滅を発表して物議を醸している。11月17日付香港各紙によると、林鄭月娥・行政長官は16日、行政会議に出席する前の記者会見で、一部市民が野生イノシシにエサを与えている習慣はイノシシの市街地出没を増やすため賛成しないと指摘。ただし政府は刑罰を引き上げることは検討しないと述べた。だが行政会議メンバーで香港経済民生連盟(経民連)の林健鋒・副主席は、政府は管理を強化すべきとの見方を示し、イノシシにエサを与えた者に最高で5万ドルの罰金を科すことなどを提唱した。

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