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香港―社会

インフル猛威、今季の死者は137人

先日は台湾の有名女優がインフルエンザから肺炎を併発して亡くなるなど、各地でインフルエンザが流行しており、衛生当局も注意を呼び掛けている。政府衛生防護中心の最新の観測データによると、インフルエンザの陽性率は9・7%で、前週の10・54%を下回ったものの、香港全体のウイルスの活発レベルは以前高水準を維持しているという。インフルシーズンに入ってから2月5日までの重症例は累計で240人、うち137人が死亡した。その中で、65歳以上が123人を占め、50歳から64歳は10人、18歳から49歳は4人だった。1月26日から2月1日では、インフルによって集中治療室に入院したり亡くなった重症例は55人に上り、うち32人が死亡した。55人のうち44人がワクチン未接種だったという。児童の患者では、1月26日から2月6日にインフルによる重い合併症になったのは5人で、彼らは主にH1型とH3型のウイルスに感染しており、重い肺炎や敗血症、脳炎、循環性ショックを併発した。患者は10カ月の乳児から12歳の児童で、うち4人は今シーズンのインフルワクチンを接種していなかったという。今後数日は寒さが厳しくなる見込みなので、うがい手洗いを心掛け健康に留意したい。

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