英誌『エコノミスト』の香港駐在記者、黄淑琳氏は入境処から就労ビザの更新が認められず、すでに香港を離れた。11月14日付香港各紙によると、同誌のザニー・ミントン・ベドーズ編集長はこれに対し遺憾を表明し、入境処はビザ発給拒否の理由を提示していないと指摘した。入境処はこれに対し「個別案件についてコメントはしない。それぞれの申請案件は法律と政策に基づいて処理している」と説明した。黄氏はツイッターで「引き続き香港で取材できないことは非常に悲しい」とコメントした。黄氏は中国チームの記者で中国本土と香港の社会・政治ニュースを担当。以前は『フィナンシャルタイムズ』とロイターに在籍し、2019年の逃亡犯条例の改正反対デモを取材した。

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