特区政府衛生署衛生防護中心は11月8日、大角咀にあるレストラン「Nathanhouse」を利用した客(計6人)に食中毒の疑いがあると発表、市民に食物と衛生環境への注意を喚起した。同日付政府公報によると、食中毒は2件で、最初の3人(38~43歳の女性)は11月1日に同店でランチを食べ、食後31~52時間後に腹痛や下痢、嘔吐、発熱などの症状が出た。次の3人(27~30歳の女性)は11月4日に同店でディナーを食べ、食後31~52時間後に腹痛や下痢、嘔吐、発熱などの症状が出たという。6人のうち医療機関を受診したのは3人で、いずれも入院の必要はなく、容体は安定しているとのことだ。同店は奥海城(オリンピアンシティー)内にあり、体調を崩した6人はいずれも同店名物の生ガキを食べたことが分かっている。
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