特区政府食物及衛生局の陳肇始・局長は、英国のアストラゼネカとオックスフォード大学の共同開発による新型コロナウイルス感染症(COVID―19)ワクチンは厳格に審査することを明らかにした。3月16日付香港各紙によると、アストラゼネカとオックスフォード大学のワクチンは世界各地で接種が展開された後、立て続けに血栓の副作用が確認されている。これまでにオーストリア、エストニア、デンマーク、ノルウェー、アイスランド、アイルランド、ドイツ、フランス、オランダで接種禁止が発表された。同ワクチンは特区政府も発注しているが、陳局長は「当局は厳格に対応してデータの審査を行う。またメーカーに確認してワクチンの安全性と有効性が確保できてから香港での緊急使用を承認する」と述べた。
日刊香港ポストは月曜から金曜まで配信しています。ウェブ版に掲載されないニュースも掲載しています。時差ゼロで香港や中国各地の現地ニュースをくまなくチェックできます。購読は無料です。登録はこちらから。