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香港―社会

オミクロンはガラス表面で7日生存

香港大学医学院公共衛生学院の研究で、新型コロナウイルス感染症(COVID―19)のオミクロンはスチールやガラスなどの表面で7日間生存することが分かった。3月11日の香港メディアによると、研究チームは5マイクロリットルの原始COVID―19ウイルスとオミクロンBA.1亜系ウイルスをそれぞれ異なる物質の表明に滴らし、室温の環境に置いた。その結果、オミクロンはスチール、ポリプロピレン、ガラスの表面に7日間置いた後、ウイルス含有量はそれぞれ98.19%、99.65%、98.83%に低下したが、依然として一定の伝播力を持っていることが判明。原始ウイルス株はスチールとポリプロピレンの表面に置いた4日後にはすでに伝播力を失い、ガラスの表面では7日目に伝播力を失ったことが分かった。またウイルスをティッシュペーパーとコピー用紙の表面にも滴らしたところ、オミクロンは30分後にまだ伝播力を持っていたが、原始ウイルスは5~15分で伝播力を失った。

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