昨年5月に死去したマカオの実業家・何鴻●(スタンレー・ホー)氏の娘で、女優として活躍する何超儀(ジョシー・ホー)がハリウッドの新作映画に投資すると話題を呼んでいる。2月18日に香港メディアによると、この映画『Mother Tongue』はBruce Wagner 氏の小説『Marvel Universe』を改編したもので、彼が自ら脚本を担当。ジョシーの夫がプロデューサーを務め、マイク・フィギス氏が監督し、主演のジョシーは女優人生で初めて1人2役に挑戦するという。当初は米カリフォルニアで撮影する計画だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響から香港での撮影へと変更され、2月19日にはショーブラザーズのスタジオでクランクインセレモニーが行われた。取材に駆けつけた記者たちにいったいいくら投資するのかと聞かれたジョシーは、撮影が終わってみないと分からないわと言いつつも、香港での撮影費用は米国の約3分の2で済むと明かしたという。また、ほかに投資者がいないから余計なプレッシャーを感じないで済むし、自由にやれるわとコメント。この作品をどこかの映画祭に出品したいとの意欲も見せたそうだ。ジョシーは何氏と第2夫人の間に生まれた四女で、かねて女優や歌手として活動している。【●=火3つの下に木】
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