カード使用記録で望月楼の顧客捜索

オミクロン変異種ウイルスによる暗雲が垂れ込め、又一城の望月楼の集団感染で新たに１人の感染が初歩的に確認された。１月３日付香港各紙によると、患者は３８歳女性で先に感染が確認された建設作業員の妻。望月楼集団感染の５人目となる。衛生署によると、感染者と同時間帯に望月楼で食事をしていた顧客は約２００人で、同署は２日までに約１７０人とコンタクトを取り、家族を合わせた計３４０人が隔離検疫センターに移送された。約３０人の顧客はまだ見つかっていない。特区政府食物及衛生局の陳肇始・局長は、感染の元になったキャセイパシフィック航空のクルーは店の出入り口に近い席にいたため、多くの顧客が出入りの際に感染した可能性があるとの懸念を示した。すでにクレジットカードの使用記録などを調べて関連顧客を捜索していると強調した。