新型コロナウイルス感染症(COVID―19)流行で多くの航空会社は経費削減によって存続を図っている。6月17日の香港メディアによると、キャセイパシフィック航空はエアバスと新操縦システム「プロジェクト・コネクト」の推進しており、長距離路線のパイロットを現在の3~4人から2人に削減し、1人ずつ交代で操縦することで長距離路線の人員を削減する意向だ。新システムはエアバスA350で試行され、2025年の実用開始を目標としている。ルフトハンザ航空がシステム開発に参加しているが、新システムはエアバスが15分以内はパイロットの操作がなくても自動操縦できることを保証できないため、安全基準を満たせず実用できないもようだ。

日刊香港ポストは月曜から金曜まで配信しています。ウェブ版に掲載されないニュースも掲載しています。時差ゼロで香港や中国各地の現地ニュースをくまなくチェックできます。購読は無料です。登録はこちらから。