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香港―社会

キャセイ、中国本土でCAを募集

キャセイパシフィック航空は先に客室乗務員(CA)が非英語乗客を蔑視したことが問題となったが、同社はこれを受けて改善措置を打ち出す予定だ。6月20日付香港各紙によると、一連の改善措置には中国本土で標準中国語を話すCAを募集する画期的なものや、すべてのCAに7月から強制的に新たなサービス文化トレーニングに参加させることが含まれる。キャセイの林紹波CEOは全社員に内部通達を出し、蔑視問題の後に設置されたワーキンググループの作業進捗状況について説明。今後は標準中国語サービスの範囲を拡大し、本土との間を往来するフライトには優先して標準中国語のできるCAを増やし、その後、段階的に他のフライトへも拡大することを明らかにした。8月からは本土との間を往来するすべてのフライトで標準中国語のアナウンスを行うという。またアジア地域の言語を複数使用できるCAには毎月新たな手当を支給。適用言語には広東語、標準中国語、日本語、韓国語が含まれる。基本的なコミュニケーションが取れれば月400ドル支給し、機内アナウンスが可能な場合は月800ドルを8月から支給する。

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