新型コロナウイルス肺炎(COVID―19)流行によって航空業界は「氷河期」に入っているが、キャセイパシフィック航空は4月3日、残っていたフライトをさらに削減し、輸送力は通常に比べ97%の減少となった。
4日付『星島日報』によると、キャセイは従来は1日平均の乗客は10万人だったが、最近ではわずか582人の乗客を乗せるだけの日もあり、通常に比べ99.4%の減少となる。平均的に座席の80%は空きとなっている。積載率はわずか18%で、2月の53%からさらに低下した。キャセイは年内の幹部の給与を25~30%削減すると発表した。

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