キャセイパシフィック航空は10月28日より、名古屋線の午前便を増便し、週3便に復便した。これを祝して弊社北東アジア地区総支配人ネルソン・チンが同日に愛知県大村秀章知事を表敬訪問し、今後の路線計画における中部国際空港(セントレア)の位置付けと展望について会談した。キャセイパシフィックがこの名古屋―香港線の午前便を再開するのは2020年2月以来、4年8か月ぶりとなり、今回の増便により名古屋線(台北経由含む)は週17便となった。
愛知県知事の大村秀章氏は「愛知にある企業のうち、約100社が香港に進出していることからも愛知県にとって香港との関係は大変重要です。1966年に海外エアラインとして初めてセントレアに就航したキャセイパシフィックは、中部エリアからアジアへのハブとなる香港国際空港をつなぎ、香港への観光・ビジネスに欠かせない役割を担ってきました。愛知県では、今年10月31日にはステーションAIオープニングイベント、2026年にはアジア競技大会が開催も控えています。また、私は昨年に貴社を利用し香港経由でオーストラリアを訪問いたしました。今後の増便がみられると、さらに利便性が増すことを期待しつつ、愛知と香港との交流を続けていきたいと考えています」とコメントした。

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