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香港―経済

キャセイ、留任職員は給与36%減

キャセイパシフィック航空グループは10月21日、世界の職員のうち8500人を削減し、うち香港の職員が5300人を占めることを発表した。22日付香港各紙によると、キャセイドラゴン航空が運営停止となるため、同社の全職員に当たる2600人は即時解雇。うちパイロットは500人となっている。キャセイパシフィック航空の職員は2800人が解雇され、うちパイロットが100人、客室乗務員が2000人、地上勤務職員が700人となっており、ベテラン職員も多い。一方、労働組合は留任する職員については基本給が14~36%削減されることを明らかにした。新たな雇用契約では各ポストの基本給に上限が設けられ、客室乗務員は1万2000ドル、キャビンチーフからキャビンサービスマネジャーは1万8200~3万3000ドルとなる。パイロットの基本給も約40%削減され7万~10万ドルとなる。

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