林鄭月娥・行政長官は先に4月1日から9カ国に対する旅客フライト乗り入れ禁止を解除し、入境条件を緩和すると発表した。3月23日付香港各紙によると、キャセイパシフィック航空は感染者が搭乗していた場合の14日間フライト乗り入れ禁止の現行システムに対応し、旅客が突然その状況に遭遇して検疫ホテルを手配しなくてはならなくなる状況などを避けるため、各路線で14日に1便のフライトを運航することしかできないと説明した。4月1日に9カ国からの乗り入れが再開することから、大勢の留学生など海外に滞在する香港市民やビジネス客の航空券予約が殺到している。だが多くの航空会社は香港へのフライトをまだ増やしていない。キャセイはすでに英国、米国、カナダ、オーストラリア、フィリピンなどからのフライト乗り入れを手配しているが、大部分は1カ月にわずか2便、一部は月1便しかない。4月の英国から香港へのフライトはわずか3便で、航空券はすでに売り切れとなった。

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