フィリピンでは新型コロナウイルス感染症(COVID―19)流行が深刻化しており、フィリピンから香港に到着した者はすべて感染が確認されている。9月4日付香港各紙によると、フィリピン航空の旅客機は8月29日からマニラ―香港便の運航を14日間禁止されている。セブパシフィック航空も9月3日、同様にマニラ―香港便の運航を14日間禁止された。このため現在は航空運賃が比較的高いキャセイパシフィック航空しか運航していない。外国人家政婦仲介会社によると、これまで大部分の仲介会社はセブパシフィック航空の航空券を購入しており、キャセイパシフィック航空を利用することはコストが大幅に増えることになると指摘。加えてキャセイの航空券は1000ドル余りから2000ドルあまりに値上げしたという。
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