キャセイパシフィック航空とキャセイドラゴン航空は9月10日、特区政府の支給する給与補助第2期を申請しないと発表した。12日付香港各紙によると、キャセイパシフィック航空とそのグループ企業は給与補助第1期では支給を受けていたが、第2期ではキャセイとドラゴンは支給申請を行わず、グループ内の一部企業だけが引き続き申請を提出することを決定した。引き続き給与補助を申請する企業は、香港エクスプレス、華民航空、国泰航空貨運站、香港地勤服務、国泰航空飲食服務となっている。消息筋情報によると、キャセイ傘下の一部企業が給与補助の申請を放棄したということは、給与補助を受ける際の人員削減を行わないとの承諾を順守する必要がなくなり、人員削減を行うことを意味する。早ければ10月に取締役会に提出するリストラ提案には今後のフライト数などの要素から人員削減が盛り込まれる可能性があるという。
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