香港空港管理局(AAHK)は12月19日、香港国際空港の2024年11月の利用統計を発表した。11月の旅客数は前年同月比18・0%増の約444万人に達した。11月は香港居民や来港者、トランジット客など旅客全体がいずれも二桁増。中でも東南アジア、中国本土、日本を往来する旅客の増加が目立った。来るクリスマスホリデーシーズンのピーク時には単日(1日)の旅客数は20万人に達すると予測され、コロナ禍前の水準まで完全に回復する見込みという。11月の離着陸数は3万1105便で、前年同月に比べ11・6%増加した。11月の航空貨物取扱量は前年同月比10・2%増の25万8000トンに達した。貨物量が増えたのは主に再輸出が同18・6%増加したことによる。貨物量全体では伸び幅が最も大きかったのは欧州、中東、北米を往来する貨物だった。

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