美しいデコレーションとともに街を彩るクリスマスツリーはホリデーシーズンには欠かせないものだが、近年香港では資源と環境保護の見地からリサイクルする取り組みが行われている。環境保護署は今年も天然木のクリスマスツリーの回収プログラムに関する詳細を発表した。１２月２１日付政府公報によると、市民や商工業団体にクリスマスツリーのリサイクルプログラムに参加することを奨励し、回収したツリーは植栽としての再利用や木工家具、芸術品などへの作り替えで資源のリサイクルを促す。今年の回収日は２０２３年１月４～８日で、昨年より１日多い計５日間だ。場所は屯門にある廃棄物リサイクルセンター「Ｙ・ＰＡＲＫ」の中央収集ステーションおよび地区収集所１５カ所（ゴミ収集所５カ所などを含む）。ただし、回収するのは天然のツリーだけで、ツリーに飾り付けた電飾やオーナメントなどは事前に取り除くことが必要だ。また、当局ではクリスマスに使ったポインセチアなどの小さい植木鉢は家庭で植え替えて育てることを奨励しており、オーナメントなども保存して翌年再利用することが望ましい。収集所リストや回収可能なツリーのサイズ、期間外に回収を希望する場合の注意事項など、詳細については環境保護署のホームページで案内している。
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