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香港―政治

グーグルは香港版国家安全法に抵触

香港のスポーツ選手が海外での国際競技に参加した際、「香港独立」に関連した歌曲を国歌として流す事件が立て続けに発生している。12月14日付香港各紙によると、特区政府がグーグルに正確な国歌を検索結果で優先表示するよう要求したところ、グーグルは拒絶したことが明らかになった。法廷弁護士で行政会議メンバーの湯家●氏は「政府はすでにグーグルに対して問題の歌曲は『香港独立』を宣揚する歌曲であると説明している。グーグルが引き続き現在のやり方を堅持すれば、香港版国家安全法の国家分裂幇助罪に当たる可能性がある」との見方を示した。特区政府は香港版国家安全法に基づいて調査を行い、香港で事件に対する法的責任を負う者がいるかどうか、また技術上いかにこの問題を処理するかを検討しているという。香港版国家安全法に触れる場合はいかに処理するかについて、会社で決定を下す立場にある首脳を探し、会社を起訴する際にこの個人が罪を負うことになると指摘した。【●=馬へんに華】

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