香港中華廠商連合会は12月2日、年末恒例の香港国際工業出品展銷会(工展会)の延期を決定した。同日の香港メディアによると、特区政府は新型コロナウイルス肺炎(COVID―19)流行の悪化を受けて2日から14日間すべての公共娯楽施設を閉鎖すると発表した。工展会が開催されるビクトリア公園のサッカーコートも閉鎖されるため、香港中華廠商連合会は12月12日から来年1月4日まで開催を予定していた第55回工展会の延期を決定した。香港中華廠商連合会は引き続き当局に適切な会場と会期を取り付ける交渉を進め、ウイルス流行が緩和した後にあらためて工展会を開催するのに備える意向を示した。またネット上での工展会を間もなく開催する予定だ。

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