新型コロナウイルス感染症(COVID―19)流行が悪化して児童の死亡や重症化の症例が現れている。2月13日の香港メディアによると、元朗で4歳の男児が11日に新型コロナ感染で急死した後、啓徳の児童病院で院内感染した3歳の女児の症状が悪化し、人工肺を使用する必要があるとみられている。またクイーンメリー病院でも感染者の児童が重症化していることが分かった。死亡した4歳の男児は元朗南坑村在住で、11日午前3時に嘔吐して昏迷したところを母親が発見し、博愛医院に搬送された後に死亡した。病院は男児の新型コロナウイルス検査で初歩的に陽性反応が出たと指摘し、死因裁判官が対応することとなった。新型コロナ感染が確認されれば、香港初のコロナ感染で死亡した児童となる。

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