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香港―社会

コロナ流行で春節の恒例行事に影響も

約1カ月後に春節(旧正月)がやって来る。香港では例年、祝賀行事を行っているが、今年は新型コロナウイルスが感染拡大する中、黄大仙祠での初焼香や沙田の車公廟参拝などが例年通り行われるかどうかが注視されている。1月11日の香港メディアが伝えた消息筋の話によると、香港特区政府は旧正月の祝賀活動のリスクについて業界との話し合いをまもなく行うという。毎年旧正月2日に郷議局の主席が車公廟を訪れて香港の1年を占うおみくじをすることが慣しとなっているが、沙田鄉事委員会の莫錦貴(モー・カムクワイ)主席は、予定通り開催できるかどうかの最終決定はまだで、詳細が判明するまでにはあと1~2週間はかかると話している。 オンラインでくじを引くかどうかを尋ねられた莫主席は、その方法は理想的ではなく、神霊に対する尊厳があまり感じられないと述べたという。 また、コロナ禍には政府の流行防止対策に沿った活動を検討する必要があるとし、今年は例年と異なる対応があるだろうとの考えを示した。

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