香港と中国本土の政治・経済・社会ニュースを日本語で速報します
香港―社会

コロナ第5波、駅ですれ違って感染

特区政府衛生防護中心伝染病処の張竹君・主任は1月20日、先に新型コロナウイルス感染症(COVID―19)感染が確認された感染経路不明の症例について説明した。同日の香港メディアによると、先に感染が確認された美孚新邨在住の26歳の幼稚園教師と東満楼在住の43歳パキスタン系女性のウイルスはゲノム解析によって同じであることが分かった。当局が行動をたどったところ、女性教師は通勤時にMTRに乗り、パキスタン系女性の息子2人(感染を確認)も同じくMTRで通学していた。MTR美孚駅の監視カメラを調べたところ、彼らは14日の同時間帯に駅のA出口を出入りしており、時間差はわずか9秒。片方は駅に入り、もう片方は駅から出てきた。3人ともマスクをしており直接的な接触はなく、トンネル内ですれ違ったとみられる。このため女性教師の感染経路はパキスタン系女性のホテル集団感染と関連しているといえる。

今なら無料 日刊香港ポストの購読はこちらから
香港メールニュースのご登録

日刊香港ポストは月曜から金曜まで配信しています。ウェブ版に掲載されないニュースも掲載しています。時差ゼロで香港や中国各地の現地ニュースをくまなくチェックできます。購読は無料です。登録はこちらから