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香港―社会

コロナ第5波まだ下火傾向見られず

特区政府衛生防護中心伝染病処の欧家栄・首席医師は3月12日の記者会見で、新型コロナウイルス感染症(COVID―19)流行第5波はまだ顕著な下火傾向は見られていないと言明した。同日の香港メディアによると、欧氏は「今日の感染者数の数字は直近2日とほぼ同じで、依然として高水準で停滞しており、顕著な下火傾向は見られていない」と述べた。近日の陽性ケースは3万から4万に高止まりし、特定のビルの封鎖・強制検査でも陽性の割合は高く2月25日~3月9日は13.4%となっている。直近2日間も12.5%を維持していることから、顕著な減少傾向は見られていないと指摘した。このため市民にはまだ気を緩めずに社交距離措置を順守し、不調を感じたら速やかに検査するよう呼びかけた。

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