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香港―社会

コロナ軽症者、指定薬を使わずに回復

新型コロナウイルスに感染し入院していた軽症者のうち、5人が医院管理局による3つの指定薬を使用せずに回復していたことが分かった。

3月13日付香港メディアによると、プリンセス・マーガレット病院が3月11日までに受け入れた新型コロナ感染者は26人に達した。このうち6人は重症で、年齢の中位数が約60歳、全員に発熱がみられ、半数は呼吸困難だという。医院管理局では新型コロナ患者に対し「プロテアーゼ阻害薬」「インターフェロン」「リバビリン」を指定薬として治療にあたっているが、軽症の5人はプリンセス・マーガレット病院に入院後この3つの薬を使用せずに回復し、すでに退院したという。

一方、プリンセス・マーガレット病院とクイーン・メアリー病院、プリンス・オブ・ウェールズ病院は3月中旬から米国の新薬「レムデシビル」の試用を始めることになっているという。

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