ゴミの総排出量を削減するため、特区政府は来年4月1日から、汚染者負担の原則に基づき、香港の全分野に対してゴミの排出量に応じた都市廃棄物の有料化を実施する。11月19日の香港メディアによると、環境保護署の試算によると、将来的には3~4人家族が1日10リットルか15リットルの指定袋を使用することになり、月々のゴミ収集料金は約30~50ドルになるという。ゴミ収集の有料化には、袋やラベルで有料化する方法と、ゴミの重さに応じてゲート料金を徴収する方法がある。袋またはラベルによる有料化は、ほとんどの住宅用建物、工業用および商業用建物、村落住宅、地上階の店舗などに適用される。
今後、一般ゴミを捨てる市民の多くは、まずゴミを入れるための指定袋を購入する必要がある。指定袋に入らない粗大ごみについては、粗大ごみごとに指定ラベルを貼って処理する。環境保護署によると、指定袋は3リットルから100リットルまでの9サイズがあり、ゴミ1リットル当たり0.11ドルで計算すると、1袋当たり3ドルから11ドルで販売される。指定ラベルは一律11ドルの料金がかかる。将来的に市民はスーパーマーケット、コンビニエンスストア、オンラインプラットフォームなどを含む数千の認定小売店で指定された袋やラベルを購入できるようになる。
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