国家サイバーセキュリティ宣伝週に応じて、特区政府デジタル政策オフィスが主催する「2024年サイバーセキュリティ宣伝キャンペーン」が9月7日に正式に開始された。この宣伝キャンペーンは「2024年サイバーセキュリティ宣伝週ファンデー」から始まった。このファンデーは、デジタル政策オフィス、香港警察署と香港サイバーセキュリティ事故調整センターが共催し、「街全体の協力でサイバーセキュリティへ」をテーマに、展示会、インタラクティブゲームやセミナーなどを通じて、市民たちにサイバーセキュリティについての知識やインフォメーションを普及するという。
ファンデー以外にもデジタル政策オフィスは9月から12月にかけて一連のイベントを開催する。その中には広東省と香港がサイバーセキュリティ分野での交流と協力を深めるため、デジタル政策率いる香港サイバーセキュリティ業界代表団が広州南沙へ国家サイバーセキュリティ宣伝週関連のフォーラムと博覧会に参加することも含まれている。さらにデジタル政策オフィスは11月に香港初の実世界サイバー攻撃・防御演習を主導して開催し、実際のサイバー攻撃を模擬することで攻防能力を強化するという。
特区政府創新科技及工業局の孫東・局長は、サイバーセキュリティの維持は長期的な課題で、市民全体の参加と協力が必要であると述べた。一連の活動を通じて、市民のサイバーセキュリティ意識を向上し、より安全で効率的なネットワーク環境を作り、国家と香港のサイバーセキュリティ維持に貢献するのが望ましいという。

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