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香港―社会

サル痘感染者、渡航中にハイリスクの接触

特区政府衛生署衛生防護中心は7月5日、新たに1人サル痘ウイルスの感染者が確認されたと発表し、衛生管理に注意喚起するとともに感染リスクの高い人はワクチンを接種するよう呼び掛けている。同日の政府公報によると、患者はもともと健康状態良好だという47歳の男性で、7月1日に発疹が現れて7月3日に衛生署管轄下の医療機関である油麻地男性衛生科診所(Yau Ma Tei Male Social Hygiene Clinic)を受診した後、同日中に広華医院の救急医療室に入院した。病状は安定しており、現在はマーガレット医院に入院して治療を受けている。患者は潜伏期間中に渡航歴があり、その際にハイリスクの接触があったと話している。今のところ先般のその他の感染者との流行病学的な関連は見られないという。香港では今年1月~7月5日に確認されたサル痘感染者は10人に上る。当局はサル痘専門のホットライン(2125ー2373)を開設しており、感染者と密接な接触をした人、中でも男性同士の接触者や見知らぬ人と性行為をした人は相談をするよう提案している。旺角の衛生防護中心内にあるサル痘ワクチン接種センターの予約電話は2547ー1900。接種予約不要の医療機関リストやその他の情報については衛生防護中心のウェブサイトで閲覧できる。

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