特区政府とシンガポール政府は8月19日、両地の現在の新型コロナウイルス感染症(COVID―19)流行に対する防疫戦略に差異が存在するため、航空トラベルバブルのさらなる討議を行わないことを決定したと発表した。同日の香港メディアによると、一方でシンガポール政府は20日午後11時59分から香港から入国する旅行者は隔離検疫を必要としないと発表した。特区政府はこれに歓迎を表明し、この動きが域内の2つの航空ハブと国際都市の間の越境往来の再開を推進する一歩になると指摘した。シンガポールから香港に入境する旅行者については、シンガポールが属するBグループの地域の要求に従うこととなる。

日刊香港ポストは月曜から金曜まで配信しています。ウェブ版に掲載されないニュースも掲載しています。時差ゼロで香港や中国各地の現地ニュースをくまなくチェックできます。購読は無料です。登録はこちらから。