香港で新型コロナウイルス感染が再び拡大する中、シンガポール当局は12月11日、香港からシンガポールに到着した旅客の検疫期間を14日間にすると発表した。12月13日の香港メディアによると、今年10月に香港の新型コロナ感染状況が落ち着いてきた際に香港からシンガポールへ入国する旅客の隔離検疫期間は7日間へと減縮されたが、先ごろの感染拡大により、12月14日からは香港からシンガポールに到着したすべての旅客は14日間の隔離検疫を受け、検疫終了前にウイルス検査を受けることが必要となる。もしもシンガポールに独自の居住場所があったり同様に検疫を受ける家族が同行する場合には、政府指定の検疫施設以外の場所で14日間の隔離検疫を受けるという選択もできるという。このほか、12月18日からは、過去2週間以内に香港を訪れた人がシンガポールに入国する場合は出発前72時間以内にPCR検査を受け結果が陰性だった場合のみ入国が可能で、入国後にも再度検査を受ける必要がある。
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