特区政府商務及経済発展局の邱騰華・局長は10月15日、香港とシンガポールの間での「航空旅行バブル」の実施について協議を進めており、基本的に合意に達したことを明らかにした。10月15日の香港メディアによると、「航空旅行バブル」が実現すれば両地の間で新型コロナウイルス肺炎(COVID―19)ウイルス検査の陰性結果があれば住民の往来が認められ、行程や渡航目的はなんら限制を受けない。特区政府は今後数週間のうちにシンガポールと詳細を詰める見通しだが、邱局長は具体的なスケジュールは明らかにしなかった。観光業界関係者は香港のウイルス検査費用が高額であるため、シンガポールに関心のある市民がいても積極的には旅行しないだろうとの懸念を示している。

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