雲頂クルーズグループは11月6日、高級クルーズブランド「スタードリームクルーズ」の「ワールドドリーム号」がシンガポールで就航を再開したと発表した。7日の香港メディアによると、シンガポールでの就航許可を受けたのは初めてで、アジアでは2番目。香港のクルーズ再開のモデルとなり、観光業界の回復に弾みをつけることが期待される。同クルーズでは、クリスマス、冬休み、旧正月を前にシンガポールー香港間の2泊3日を船上で過ごす「スーパーシーケーション」をスタートする。乗客と乗員の健康と安全を守るため防疫措置と緊急時対応の仕組みを見直し、政府の規制や最新のガイドラインを厳格に遵守し、乗客の渡航前の検疫対策、伝染病予防、船内での社交距離対策など、より包括的で完全な防疫措置の詳細を開発した。生後6ヶ月以上の乳幼児を含む全ての乗客は、乗船前にクルーズターミナルでコロナウイルス検査を受ける必要がある。24時間体制の医療センターと2名の医療専門家が常駐する陰圧隔離病棟を設置している。

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