珍宝海鮮舫(ジャンボレストラン)は6月14日に香港を離れた後に南海の西沙群島付近で事故により沈没したと発表されていたが、実はまだ沈没していないことが分かった。25日付香港各紙によると、ジャンボを運営する香港仔飲食集団は20日にジャンボは全面的に浸水して転覆し引き揚げ作業は非常に困難と発表した。海事処は約5日を経て船主から書面報告を受け、ジャンボとタグボートは現在まだ西沙群島一帯の水域の海面にとどまっており、船主は引き続き処理に当たっているとの内容だった。タグボート会社の取締役は、ジャンボには8個の浮力体が備えられ、現在のところ6個の浮力体はまだ損傷していないため完全に沈没しておらず、一部船体は海面に露出していると説明。船主と保険会社は現在、潜水員を手配して他の浮力体を破壊してジャンボを海底に沈めることを計画しているという。
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