地元香港で有機栽培されたスイカをプロモーションする「西瓜節(ザ・ローカル・オーガニック・ウオーターメロン・フェスティバル)」が先ごろ、始まった。7月7日付政府公報によると、漁農護理署(AFCD)は従来から野菜や果物の優良な品種を紹介し栽培を指導するなど、香港の農業の持続性と販路拡大をサポートしており、このイベントもその一環だ。今回紹介されたスイカは4種で、いずれも香港の水と土に合う夏季栽培の品種。生産量が多く、果実が大き過ぎないので一般家庭で食べやすいことから農家や消費者に受けいられやすいという。「ダイアナ」は楕円形で皮に黄色い紋様があるのが特徴で糖度は11度ある。「ハミ・イエローフレッシュ」はその名の通りオレンジっぽい黄色の果肉で、糖度は10度のさっぱりした味わい。小玉サイズの「スーパー・スイート・ブラックエンジェル168」は糖度12度でジューシーという。今年初登場の「シードネス3Fー2728」は糖度は10度の種無しスイカだ。これらのスイカは「ローカルファーマーズ・マーケット」やアプリ「本地漁菜直送/Local Fresh」を通じて購入することが可能。「ローカルファーマーズ・マーケット」はセントラルのスターフェリー7号ピアでも開催しており、7月の開催日は日曜11~17時と水曜12~18時。西瓜節の詳細は漁農護理署のホームページやフェースブックで案内している。
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