香港にアジア太平洋地区本部を置くフランスのソシエテ・ジェネラルはシンガポール政府との協議で合意に達し、香港のバンカーのうち少なくとも12人をシンガポールに異動させるもようだ。5月5日の香港メディアによると、これは英紙『フィナンシャルタイムズ』は消息筋情報として伝えたもの。香港に勤務するソシエテ・ジェネラルのバンカーの多くが防疫規定の厳しさから会社側に配置転換を要望。このためソシエテ・ジェネラルはシンガポール政府と協議し、一部職員をシンガポールに異動させてアジア太平洋地区バックアップ本部を設置し業務継続を確保する意向だ。ソシエテ・ジェネラルは1977年から香港にアジア太平洋地区本部を置いている。
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