香港税関は先ごろ、タバコの密輸を摘発し、タバコ計3100万本を押収した。1月19日付政府公報によると、当局が1月7日に粉嶺でコンテナ車の貨物を調べたところ、40平方メートルの広さのコンテナの中から未申告のタバコ1000万本が見つかり、密輸容疑で69歳の男を逮捕した。また、1月15日には元朗の鉄工場に置いてあった40平方メートルの広さのコンテナの中で未申告のタバコ1000万本を発見。その後、青衣のコンテナターミナルでも同じく40平方メートルの広さのコンテナの中から1100万本の未申告のタバコが見つかった。この一連の摘発で押収されたタバコは計3100万本に上り、市価8600万ドルに相当するという。当局ではタバコの来歴と輸出先について捜査を進めており、今後さらに逮捕者が増える可能性がある。
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