香港特区政府衛生防護中心（ＣＨＰ）は毎日夕刻にチクングニア熱（ＣＦ）について最新の感染状況を発表している。政府公報によると１０月５日１７時までに新規感染者２人が確認された。これで今年の感染者は累計２６人となったが、いずれも輸入例（香港域外での感染）だ。１人は南区在住の６１歳の男性で、９月２７～２９日に広東省仏山市と珠海市を訪問。１０月２日に発熱と関節痛が現れたため翌１０月３日に民間の医療機関を受診し、１０月４日から入院治療を受け、容体は安定している。この男性と両市へ同行した７人および同行しなかった家庭内接触者１人には症状は出ていないという。もう１人は東区在住の２４歳の男性で、９月２６～２９日に単独で広東省江門市を訪問した。１０月３日に発熱と皮疹、関節痛が現れたため東区内のパメラ・ヨーダ・ネザーソール・イースタン病院の救急科を受診。入院治療を受け、容体は安定している。家庭内接触者３人には症状は出ていないという。
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