スタンダード・チャータード銀行はこのほど、粤港澳大湾区（グレーター・ベイエリア＝GBA）の発展がもたらす大きなチャンスを受けてGBACEOのポストを新設したことを発表した。香港メディアによると、台湾区CEOの林遠棟氏が同ポストに任命され、10月1日に着任する。香港区CEOと中国区CEOと緊密に連携し、GBAでの発展戦略を主導・推進しボーダーを越えた各業務の協力関係を構築する。また同行の中華圏・北アジア地区CEOであり、リテール・バンキング・ウェルス・マネジメント部門のCEOである洪丕正氏は「当グループはGBAを重点戦略エリアにしている」と述べている。GBAの政策が実現されることによって同地域における金融・経済活動が強化され、より大きな越境金融サービス需要が喚起されるとみている。
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