多くの大手金融機関が香港の今年の域内総生産(GDP)伸び率予測を上方修正する中、スタンダード・チャータード銀行も予測を大幅に引き上げた。5月6日付香港各紙によると、チャータード銀行は香港の今年のGDP伸び率を先に発表した3.5%から6.9%に上方修正した。同行は新型コロナウイルス感染症(COVID―19)ワクチン接種スキームの進ちょくが加速されれば、地場消費、投資、観光業が伸びる余地ができるとみる。だが輸出のパフォーマンスが理想的にはならないため、今後1~2四半期は香港の失業率は依然として7%のレベルにとどまり、経済回復の足を引っ張るとみている。

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